あくまでも聞いた話でございますが……

我が国の初体験の年齢が
どんどん若年化しており、かつ
結婚する年齢が
ぐんぐん高齢化しているよーで。

その、初めて経験してから
結婚するまでの期間を
〈 ふしだらな日々 〉と仮に名付けると
こんなに長い期間〈 ふしだらな日々 〉を過ごす国民は
世界中でも珍しい。とのこと。

地球上には、もっとふしだらな連中がどっかにいるんでしょうけど
この恋愛中毒の大量生産は
世の中が孤独を推奨しているうちは
ずっと続くと思われます。

最近は、ラブは注入するものらしいし
ラブは愛というより恋のことみたいで。

恋と愛の違いについては
いろんな人がいろんなことを言っておりますが、
恋っつーのは 
発情した状態の感情 のことですからね。
っつーか 発情 のことですからね。

〈恋〉は、やがて〈愛〉にかわるのよ 
みたいな話も聞きますが、
かわるのではなく、
相手を取り込んで日常にもどる だけですからね。

動物の一生を、
乱暴にも 発情と日常 に分けてしまえば
愛は日常の中にしかないのであります。

とはいえ
多くの生物たちが簡単にやってのけている
日常を愛で満たす ということを
いつまでたってもできない我々人間は 
ある意味、最低な動物 なわけで。

オオカミができることをサルはできないわけで。

サルはもっと大切な知性を身につけるために
違う方角にパラボラを向ける必要があるようです。

tetsugakushato